目次
「始めます!」と宣言した、あの日の情熱はどこへ行ったのか?
新しいことを始めても9割が続かない理由
「よし、今日から健康のためにピックルボールを始めるぞ!」
そう決意した数週間前の自分。あの時の情熱はどこへ消えたのでしょうか。
気づけばコートへ行く回数が減り、最初の熱気は薄れている。
これは僕も何度も経験しました。実際、新しいことを始めても9割の人は続かないと言われます。
あなたの「意志」が弱いわけでは決してない
ここで自分を責める必要はありません。
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「意志が弱いから続かない」→それは誤解
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性格や根性ではなく、脳の仕組みが原因
脳は本来「変化」を嫌います。
エネルギーを節約するため、慣れた状態を維持しようとする。
つまり脳は省エネモードの怠け者なのです。
必要なのは「根性」ではない。続けるための「技術」だ
解決策はシンプル。怠け者の脳をだますだけです。
根性で無理やり頑張る必要はありません。
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脳が「これならできる」と思う小さな工夫
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気持ちのハードルを下げる「継続の技術」
ここからは、誰でもできる簡単な方法を紹介します。
脳をダマす簡単な「継続の技術」3選
① ハードルを地面スレスレまで下げる
多くの人は最初に高すぎる目標を立てがちです。
「週3回必ずプレーするぞ!」では、脳はプレッシャーを感じます。
そこでコツは「笑ってしまうほど低い目標」
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例:「仕事から帰ったらウェアに着替えるだけ」
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行動を小さく分解すると脳は抵抗しない
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着替えさえすれば「せっかくだし少しだけ…」と自然に動ける
② 「やること」と「場所・時間」をセットにする
脳は新しい決断が苦手です。
「いつ行こう」「どこでやろう」と考えるだけで疲れます。
だから、行動をルール化しましょう。
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「毎週水曜、仕事終わりに〇〇体育館へ直行」
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行動を鎖のように繋げて習慣化
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決断のストレスが減り、自然にコートへ向かえる
③ 自分の「成長」を見える化する
継続には「小さな達成感」が最高の燃料です。
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カレンダーにプレーした日を丸で記録
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1か月後、丸が増えると達成感がアップ
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脳は「頑張ってる!」と錯覚し、やる気が続く
継続のための3つの技術
技術 | ポイント・理由 | 具体例・実践方法 |
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① ハードルを地面スレスレまで下げる | 目標が高すぎると脳はプレッシャーを感じる 小さく始めると抵抗が減る |
・「週3回必ず」はNG ・「帰宅後ウェアに着替えるだけ」 |
② 「やること」と「場所・時間」をセットにする | 脳は決断が苦手。行動をルール化すれば迷わず動ける | ・「毎週水曜、仕事終わりに〇〇体育館へ直行」 ・行動を鎖のように繋げる |
③ 自分の「成長」を見える化する | 小さな達成感がモチベーションになる 可視化はやる気を継続させる |
・カレンダーに丸をつける ・丸が増えると達成感アップ |
どうしてもやる気が出ない日。そんな時は「道具」に頼る
新しいウェアは、最高の「やる気スイッチ」になる
どんなに技術があっても、気分が乗らない日や「今日は休もうかな…」と思う日があります。
そんな時こそ使いたいのが “感情を動かす仕掛け” です。
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お気に入りの新しいウェアを着る
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鏡の前で「今日は少しカッコいい」と感じる
これだけで気持ちは前向きに変わり、「体を動かしたい」という欲求が生まれます。
お気に入りのラケットは「早く使いたい」と思わせる
道具も同じです。
奮発して買ったラケットがあれば、「試したい」「早く使いたい」と心が踊ります。
これが、トレーニングを習慣化する最大の秘訣。“道具に頼る”のは自分の機嫌を取る大人の知恵 なのです。
やる気を高める「自己投資ギア」の特徴
アイテム | 心理的効果 | プレイ効果 |
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新しいトップス | 「新しい自分」になったような高揚感 | 背筋が伸び、姿勢が良くなる |
お気に入りのラケット | 「早く試したい」というワクワク感 | 練習量が自然に増える |
限定デザインの小物 | 他人とかぶらないことで「自分だけの特別感」を得られる | コートでの存在感UP |
【もっと詳しく】「行きたくなる」を作る。賢いギア選びの考え方
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見た目が気分を上げるものを選ぶ
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プレーに役立つ機能性があるものを選ぶ
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ご褒美として少し背伸びした価格帯を選ぶ
これらを意識するだけで、ギアは「ただの道具」ではなく**“最高のやる気スイッチ”** になります。
最後の秘訣は「自分へのご褒美」
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お気に入りのウェアを手に入れる
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少し高級なラケットを選ぶ
この2つだけでも「コートに行くのが楽しみになる」習慣が自然と作られます。
まとめ:「続ける」ことが、いつしか「最高の習慣」に変わる
ピックルボールを続けるために特別な才能は不要です。
必要なのは、脳を上手にダマす技術。
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ハードルを極限まで下げる
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行動をルール化する
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成長を記録してやる気を保つ
最初は努力だったことが、数か月後には「やらないと気持ち悪い習慣」に変わります。
その習慣こそが10年後の健康を守る力になります。
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